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日記/お知らせ

  • 日記/お知らせ 2021年5月31日

     「コーラで歯が溶ける」みなさんも一度は、聞いたことがあるのではないでしょうか?

     私も抜歯された歯をコーラに付けておくとボロボロと溶けていく映像を見たことがあります。
     暑い日に飲む炭酸ののど越しは、最高なのでたまに飲みたくなりますが、それぐらいなら歯は溶けないでしょう。 

     

     そこで、ふと思いました!
     同じように炭酸のビールやハイボールは、歯を溶かしてしまわないのだろうか?


     Q.炭酸でなんで歯が溶けるの?

     A.正しくは、✖炭酸だから歯が溶けているのではなく〇酸性の物を飲んでいるからです
      pH(ペーハー)が低いと酸性が高くそのせいで歯が溶けてしまいます
      コーラのpHは、2.2とされています。これは、胃液の数値に近いものとなります
      中性のpHが7なので相当低いといえます

     

     Q.そんなに高い酸性なら世界中の人の歯は、ボロボロになっているのでは?

     A.それは、触れている時間が短いのと唾液によって中和されているから歯が溶けなくてすんでいます
      なので、頻繁にコーラを飲んでいると歯が溶けてしまう人も出てきてしまいます

     

     Q.ビールやハイボールなんかも歯をとかしてしまうの?

     A.一般的に言われているアルコールのpHはこちらです

    ウイスキー 4.9~5.0
    日本酒 4.3~4.9
    ビール 4.0~4.3
    ハイボール 3.6
    酎ハイ 2.5~2.9
    赤ワイン 2.6~3.6
    白ワイン 2.3~3.4

     このように物によっては、コーラに近いpHを持っている物もあります

     特に、気を付けたいのが柑橘系が効いているのサワーやハイボール等です
     レモンは、単体でかじればpH2.0~2.3ほどの値になりレモンのイラスト(フルーツ)
     いくら、割ってあるといえ、おのずとpHは高くなってしまいます

     

     Q.どんな風に飲んだら溶かさなくてすむの?

     A.一番いいのは、チェイサーを飲みましょう!
      水を飲むことによって口の中に残っているアルコールを流してくれます
      さらには、悪酔いまで防いでくれます

      コーラなどを飲むときに有効なのがストローを使うことです
      コーラが歯に触れる時間が短くなるので子供が飲みたがる時には、試しておきたいですね!

     


     コーラ等のジュースには、砂糖も多く含まれているので虫歯にもなりやすいので注意が必要です。

     歯は、健康でいる為、更には美味しご飯を食べるために必要なものです。
     いくつになっても大切にしていきたいですね!

    グラスに入ったビールのイラスト